―モノクロパーク―

語りたいことを筆者がひたすら綴るだけのブログ

ミュージカルR&Jに想いを馳せ過ぎた感想文【ロミオとジュリエット編】

どうも、こんにちは!
お久しぶりのブログ更新であります。内容はタイトル通り。

現在赤坂ヴェローナ(ACTシアター)で絶賛公演中の【ミュージカル ロミオ&ジュリエット】
私は幸いなことに複数回公演を観に行かせて頂いたのですが、まだ観たい欲求に駆られて毎日のようにロミジュリ観たい…と想いを馳せる日々です…!
2/1ソワレで私は観劇予定数終了したので、2月入ってからロミジュリのことしか考えてないよ本気で…
Wキャストそれぞれが違う役作りの仕方をしているので、それがこのカンパニーの面白さであり強みだなと。
本当90°ぐらい違う役作りだから、この組み合わせとこの組み合わせで観たい!チケット取ろう!って本当なるし、リピーターはかなり多いと思いますよ。
(私もまだ見足りないから大阪行くしかないのでは…?)

そんな風にロミジュリにどっぷりな私が、ロミジュリの思い出を忘れたくないし久々に字起こしして書き留めておこうかな!ということで、久々にブログ更新しております。
Wキャストを中心に、感想や私から見えたキャラクター観の相違をざっくりと書き綴って参ります!
既に一度書いた記事が消えてしまってるので、本当ざっくりいきます!(記憶も薄れかけてますし)

そんなんでもいいよ、暇つぶしに見てあげるよーって方はそのままお進み下さいませ!

**

ちょっぴり注意点

※※当たり前ですが、ネタバレをかなり多く含んでいます。これからご観劇予定の方でネタバレ踏みたくない方はご注意を!※※

※筆者は原作・映画は一応知ってるが結構前に見ただけのレベル
※ミュージカルのロミジュリは今回が初です
※ほぼWキャストは観れましたが、観れた回数にバラつきがありますので、文章量にもバラつきはあります
※観劇は好きですがガチ勢ではないので、ガチ観劇ファンの記事を読みたい人にはちょっと物足りないかも?
※諸キャスト様の役作りはパンフを読んだだけの知識なので、キャスト様と私の見えたキャラクター像が違う可能性はあります
※※あくまで私から見えたキャラクター像の話をしておりますので、そのところご了承下さいませ※※


Wキャストの観た回数は
古川=大野、木下>生田、矢崎>馬場、渡辺>広瀬、大貫=宮尾
となってます。
※マーキューシオは申し訳ないですが、平間壮一さんのものしか見たことないです…!申し訳ない!!!

では以上を踏まえてどうぞー!
筆者が力尽きてるので、今回は
ロミオとジュリエット編】のみですー。





●R&J、私から見えたキャラクター観
※パンフレット記載順に綴っていきます

ロミオとジュリエット編◆


【古川ロミオ】

・繊細なフランス人っぽいロミオ。髪型が長いのもフランス人っぽい
・少女漫画に出てくる王子様、かっこよさだけでなく色気がある
・女遊びしたことなさそうだし、歌で「遊びなら何人かと付き合った」ってあるけどその“何人かを付き合っていた”とカウントしてなさそう
・死の輪郭がよく見えていて、死とは暗く冷たく寂しいものと思ってそう
・死とのシーンでの演技がとても印象深く、それが強いほどジュリエットへの愛が引き立つ
・愛と憎しみの表現の差が本当にすごくて鳥肌が立った
・ジュリエットのことを勿論愛していて、ジュリエットとの愛を宝物のように大切に守り抜きたいと思っているロミオ
・愛情深く臆病だからこそ、ひとりを好んでるのかも。儚げな外見に反して、後半には雄々しい部分も


【大野ロミオ】

・活発で元気なイタリア人っぽい。ちゃらくないけど、何処かちゃらい
・少年漫画の主人公っぽい。負けても負けても敵に立ち向かう熱血系っぽいかも
・女の子とは何度か付き合ったことあるけど、過去のことには囚われないタイプ。ザ・イタリア男って感じだから、原作ロミオっぽいかも
・死がまったく予想のつかない未知のものだから、怖いのだと思っていそう
・ジュリエットとのシーンが、浮かれてるのが目に見えて愛らしい
・身体も表情も動きが大きいので見ていて楽しい。コミカルな動きも多めかな
・ジュリエットのことが大好き、それだけがすべての原動力になっていそうなロミオ
・愛されて育ったのがよく判るボンボンが、人を愛すことを知って徐々に成長していく


【生田ジュリエット】(一度しか見られていないので、まだ考察不足かも)

・可憐で可愛らしいお人形さんみたいな女性。俺が守ってやらなきゃ…!って思うタイプ
・クラスに時々いる大人しい可愛い子ちゃん。可愛いことを傲らない(自覚ない)高嶺の花
・声が透き通っていて歌声が綺麗
睡眠薬を飲み干す時もナイフを突き立てる時も、本当はちょっと怖い。でもロミオと自分の未来の為にと、勇気を振り絞っているように見えた
・『バルコニー』のシーンのうっとりしたような歌声がいいね
・ロミオのことが純粋に大好きで、だからずっと一緒に愛を育みたいと思っていそうなジュリエット
・ロミオと出会えていなかったら、キャピレットの狭い箱庭のような世界で一生を終えていそう


【木下ジュリエット】

・高貴でとても芯の強い女性。けれどロミオに甘える姿は愛らしく、ギャップがすごくいい
・学級委員長になりそうなタイプかも。本来の性格とは違うのかもだけど、強く在ろうと凛としている姿がそう思える
・あらゆる面で表現力が素晴らしい、とても存在感がある
・毒薬を飲んで死んだロミオの胸に、無邪気に甘えに行く姿が愛らしく切ない
睡眠薬を飲み干す時、ナイフを突き立てる時。頭に恐怖も一瞬過るだろうけど、ロミオしか見えてないんだなと思う。ロミオを想えばなんでも乗り越えられそう
・『ひばりの歌声』や『ジュリエットの死』での歌声が好き。ロミオを想う切ないけど色っぽい歌声がいい
・ロミオのこともロミオがくれた言葉や思い出も全部大切で愛おしくて、抱え切れないくらいのそれを忘れぬよう胸に刻んで生きていたジュリエット
・ロミオと出会えていなくとも、彼女はキャピレットの世界だけでは終わらない人生を歩んでそう



●好きな組み合わせ


【古川ロミオ×木下ジュリエット】

・歌声の相性がとてもいいと思う。お互いの歌声がかき消されることなく、けれど小さい訳でもなく、素敵なハーモニーを織り成している
・古川ロミオがちょっと大人びてるロミオなので、あまり幼すぎない木下ジュリエットだと、18歳と16歳の2歳差の感じが出てると思う
・リアル年齢差はもっとあるけど、ほとんど感じない。木下ジュリエットが背伸びしてるのかもだけど、関係がちょっと大人っぽいロミジュリ
・1月の公演始まってから直ぐぐらいに観に行った時は堅いかも?と思う部分もあったけど、2月に観に行った時はお互いナチュラルに寄り添えているなと思った
・この二人の『天使の歌が聞こえる』と『エメ』は最高。あの喜びと幸福に満ちた歌声と、キラキラとした表情や仕草がとても素敵。見てると私も嬉しくなる
・本当何言ってんだこいつと思われるかも知れないけど、私のお葬式にはこの二人のエメを流して欲しいし、それを聴きながら出棺され来世は愛に生きたい(だから音源化してくれ)
・この二人は死を感じるシーンが上手いので、死が近付けば近付くほど深い愛情が輝き強く表現されていると感じる
・ゆんは場数を踏んでるから当たり前に上手いんですけど、木下さんは見る度に
表現も表情もすべてレベルアップされてるのが素晴らしいなと思う
・ロミジュリの中のラブロマンスよりも、悲劇性を求める人にオススメしたい。観ると泣ける


【大野ロミオ×生田ジュリエット】

・ビジュアルがとてもお似合いだと思う。初々しく、若い人達のラブストーリーというのを全身で体現してる
・大野ロミオは本当少年に近い青年という感じで、生田ジュリエットも世界を知らない幼い少女という感じがするので、見た目年齢も違和感ない
・一度しかこの組み合わせでは見たことないのですが、見た時に直ぐぴったりだ!って思った。もっと回数見ればより魅力を感じられたのかな
・『いつか』と『バルコニー』のシーンがいい。前者だとお互いの恋に期待溢れ夢見る感じが可愛いし、後者はめっちゃディ○ニーっぽくて好き
・お互い表情の作り方がアニメっぽいというか、本当ディ○ニープリンスとプリンセスって感じで、映画を見てるみたいだった
・この二人は、ラブロマンス部分がお上手ですね。お互いがお互いに夢中で恋に落ちてく、その過程が素敵だなあ
・二人ともまだ苦手な部分は多少あるんだろうけど、それをきちんと補おうとしているのが、今後の成長が楽しみだなあと思わせてくれる
・ロミジュリでのラブロマンスを楽しみたい方には是非オススメ


以上!


仕事のお休みの関係もあり、木下さんの回のチケットを取ったのがたまたま多くて、木下さんばかり見てたんですよ…
だから木下さんのことすごく好きになってしまったので、木下ジュリエットに対する熱量が多いのは仕方ないと思って下さいね…!
彼女のデビュー作に立ち会えてよかったなぁ、今後も応援したい方です。
生田さんは一度しか見えず残念でした…
すごくお人形さんみたいで可愛いジュリエットなので、生田さんの公演中の成長も見たかったですね。
男性陣は安定していますね。アドリブとか舞台を楽しむ余裕もあるし、ロミオを生きてるなぁと思います。
でも成長も勿論していて、古川ロミオは1月最初の頃と2月の公演では歌い方ちょっと変わった?と思う部分もあったので、お客さんの反応とか見ながら模索してるのかなと。
大野ロミオは観る度にかっこよくなりますねー、歳相応の軽薄さ?ちゃらさ?と真面目さを感じます。ちゃらく感じるのは喋り方だけの所為かもだけどね…!
生で拝見するのは初でしたが、徐々に舞台役者らしくなってると思います。

主演の4人の素敵な役作りと舞台に向ける情熱があるからこそ、他のキャストさん達も奮起してよいものが出来てるのではないかと思います!
次回可能だったら、ベンヴォーリオとティボルト、死の感想を書きたいと思います。
マーキューシオは考察もしたいからめっちゃ長い感想文書くので、単独記事予定です…!
筆者の力が尽きなければ、次回の記事でお会いしましょうー!

ではでは。